国営ひたち海浜公園は、昭和４８年に米軍から返還された水戸市対地射爆場跡地のため、 　未開園部の樹林エリアの整備にあたり、不発弾調査を実施するための除草作業が必要です。 　　今回の施工範囲(約８h)には、茨城県レッドデータブックの絶滅危惧ＩＡ類に指定されている オオウメガサソウが生育しており、希少種の保護・保全をしつつ工事を進める必要がありました。 　このため、有識者、公園管理センターや環境調査業務受注者との事前調査に積極的に参加し、 オオウメガサソウ生育範囲を、見通しが効く蛍光色テープでマーキングするとともに、日々の朝礼等で 作業員に周知徹底を図り、希少種の保護・保全のため、慎重に除草工事を完了させました。

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